ホクリクマンダラ

arasuji
福井・石川・富山をテーマにした文章メインの一次創作アンソロジー。
小説を中心に短歌・紀行文・エッセイなど26作品を掲載しました。

北陸が故郷だったり、住んだことがあったり、今暮らしてる場所であったり、関わりがあったり、憧れがあったり、行ったことがあったり、興味があったり……執筆者それぞれの視点で書かれた、北陸への思いにあふれた作品集です。
(北陸アンソロジーサイト様より連載)

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北陸三県、文学マンダラ

北陸三県、福井、石川、富山を描いたアンソロジーです。
読むと三県それぞれに雰囲気が違うのが不思議。故郷の良い話から、思春期、青春、恋愛、SF、オカルト、擬人化と様々なジャンルの話が詰まっているのも魅力です。
作品に自分が感じたことを書かせて頂きました。(自作は除いてあります)

つばめかみぶくろ…自由過ぎるつばめが可愛いです。
旅のきっかけは…こんなふうに北陸のお酒を楽しみたいです。 
私と彼女の過ごした季節…電車の駅のホームの博士に挨拶したくなりました。
そして春を待つ…北陸の冬の家族の暖かさにほっこりしました。
ちょTONTTU旅~福井県敦賀市~…県民も心惹かれる紀行文です。
海へ行く…お姉さん、おっとこ前です!
雪と明神…恋する乙女は逞しく、強くですよ!
青と白の町…地域ディスとピアSF。雪のような静かな情感。
海石榴…夢の話の中に小浜の海の匂いを感じました。
ロードムービー…まさに美しく流れる風景が見えるようでした。
古都隠恋慕…三鷹さんが良い味してます(笑)
海を飛ぶ…思春期の狭い世界に息苦しさを感じました。
ザ・ファースト・トラベル…男二人のじゃれあい二人旅が可愛いです。
橋の下で眠る影…北陸の小雨と、冷たい湿気にぴったりのほの暗さにゾクリと。
台風と運休と餃子の話…可愛くて仲の良い列車達。餃子と豚汁が食べたいです!
おばあちゃんとじろあめ…おばあちゃんの優しさに飴の甘さがしっくりきます。
金色の雪…鮮やかで情緒たっぷりの石川の風景。
青い光をつなぐと星座になる気がした…じゃりじゃりするんだ…。三人の関係が面白いです。
富山河川擬人化・少し遠出の高岡美術館編…最後の神通さんの言葉が藤子ファンとしてとても嬉しかったです。
そして、私は地獄へと来た…地域密着オカルトアクション。センポク様好き。
たまに帰る田舎のこと…お母さんの家の不思議な「お宮さん」の話が面白いです。
蜃気楼…富山の四季の景色が様々な思いと共に。最後の句が好きです。
Memory of The Gate…複雑に時の流れが変わるのに、面白くて、すいすい読めました。
さよならミラージュ…「三年間、ありがとう」良い言葉ですね。

それぞれの故郷への思いがぎゅっと伝わってきます。

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発行:北陸アンソロジー
判型:B6 278P
頒布価格:800円
サイト北陸アンソロジー
レビュワー:いぐあな