第3回Webアンソロ「猫」

とある猫の半日

現代

 私は猫である。気ままに、ほんのちょっぴり真面目に野良生活をしている。日向ぼっこして、週に何度か公園に行っては […]


Help me!

現代

 よく晴れた初夏の昼下がり。司法精神医学研究センターの建物の前で、くしゃくしゃになった白衣を着た男が、ポケット […]


私と僕の異世界旅行記~猫編~

ranobe

 じーっ。  そんな効果音がつきそうだ。 「……空鵝くうが」 「ん? なに、舞弥まいや」  声をかければ、やっ […]


流星猫と狩人

ファンタジー

 両手で構えた猟銃の重みが、肩と腕を圧迫する。防寒着の隙間から入り込む夜風が、滲み出る汗を冷やした。  頭上に […]


Black Cat

ファンタジー

 じわりじわりと辺りに立ちこめる生温かい空気が肌に触れ、腕や額から汗がにじみ出る。まだ七月に入ったばかりなのに […]


南泉さんの猫事情

ranobe

彼は、ただただじっと、いつもそこに佇んでいた。 ある一点、というより、そこに描かれた「モノ」を眺めていた。 こ […]


シュヴァルツカッツェ

ミステリ

「これで五件目か。」 マテーウス・エーレルトは死体を眺めながら、やれやれと溜息をついた。 マテーウスはモーゼル […]


猫と女人

歴史

 とざい、とーざい。これよりお話申し上げますのは、皆さまお馴染みの譲寧ヤンニョン大君漫遊記の番外編であります。 […]


Only a white cat knows

ファンタジー

 チリン。聞き慣れた音がした。  泉は相棒の会話を遮って、窓を少しだけ開けてやる。  残暑の空気と共に滑り込ん […]


ねこといぬ

恋愛

 それはある夜の夕食時の出来事。 「明日、一緒に猫カフェに行こうよ」  彼の唐突な提案に、思わず箸を取り落とし […]