プラネット・カラーズ 1


大地はいつしか穏やかに冷え、命は全て静かに腐り落ちようとしていた。
幾億の命を抱えて、惑星は死に誘われる。
それは神々の定めた、避けられぬ摂理であったはずだ。

――でもここに、逆らう神がひとりいる。
遠い約束を守るため、愛した大地を守るため。
神々の見捨てた地でその翼をはためかせ、惑星を救おうとする神がいる。

指揮杖は振られ、旗は掲げられ、行進は始まった。
(サークルブログより転載)

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