鬼と行かば、魔に逢う暮れに


どんな事にも理由はある。但し、一つだけとは限らない。
古書店を営む「私」は、友人である「先生」の青い瞳に理由律の海を見る。
『青春雑音』、ノスタルジアの影に潜んでいたのは。『創嫉残響』、魔物と戦う者があげた叫びとは。『夕日証明』、見えないものにこそ意味がある。
サークル・島梟がお送りする秋と冬の青春怪談短編集。
(作品裏表紙より)

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幽人、籠枕を好み


内と外。境界の向こうで微笑む彼が、私を待つ──
古書店を営む『私』は常連客の『先生』に手を引かれ、今日も不思議に触れていく。哀しき魚たちの魂に触れる『魚の話』、不可解な人間の心に触れる『幽霊の話』、そこに映るものについて頭を悩ませる『映るものの話』。
サークル・梟流がお送りする夏の青春怪談短編集。
(裏表紙あらすじより抜粋)

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