匣と匠と匣の部屋-wir-


ひとりとひとりが暮らしても、どうせ、寂しいままでしょうけれど――」

白い方形の石が埋める開かれた部屋
その隙間を補填するように存在するひとりの子ども

冬と秋とを繰り返し
「彼ら」が暮らす丘の家

『匣と匠と匣の部屋-wir-』

この部屋に、冬がまた来る。

 ※(サイトより著者の許可を得て転用しています)

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