arasuji

小さな手と大きな手が繋がるとき、そこに物語が生まれる
「おっさん×少女」をテーマにいろいろなおっさんと少女が織り成す34作の掌編小説アンソロジー

(Text-Revolutions3 Webカタログより転載)

kansou

「ブルーマロウの恋」たつみ暁さん

色が変わるお茶と、ひまりの心の変化を重ね合わせた可愛い作品。ひまり視点のお話ですが、きっと正博にいもすごく年下のひまりに遠慮していた部分があって、歩み寄るためにひまりのお茶に興味を持ったんじゃないか、などと深読みしてみたり。

「魔女は孤高に叫く」まるた曜子さん

守られるばかりではない子ども、切なくて悲しいけどいいですよねえ……。魔女にまつわるあらゆることは、魔女に対してとても厳しいけれど、それを(多くは幼くして)受け入れなきゃならないのってそのこと自体が試練じみてる。逆に言えば受け入れることができる器が魔女であるのかもしれないけれど、生まれ育った環境に甘えずに自分の手で自分の幸せを掴みに行くオティーリエ、かっこいいです。
そしてミハルはどこからどこまで計算していたのかなあ、って小憎らしく思いつつも、やっぱり捨ておけない子犬のようなおっさん……!

「発見」木村凌和さん

イケメンスキンヘッド(ガタイ良)の服の裾をつまんで人混みを歩く日本人形然としたお嬢さん、素晴らしい絵です……! あまつさえ二人で棒つきキャンディを、というアメイジングなエピソードもあってこの世は控えめに言ってパラダイスです。
メイズと桜花はいわゆる「殴り愛」、描写のそこここに再戦も辞さぬ、という火花が散っているイメージがあるのですが、ラストシーンは「太陽と北風」というか、花がほころぶようで。それを見るメイズの視線の温度の変化も素敵。

「その約束を忘れるな」少色さん

読みつつニヤニヤが止まりませんでした。ひたむきな女の子ととぼけた感じのおっさん、という組み合わせは王道だからこそ何度でも美味しくいただけます。もぐもぐ。
最初は庚子の好きな人が誰なのか、本当にわかっていないプロデューサーさんが、最後には庚子のために禁煙を考えるっていうのがまたもうたまりません。

「幻想狩りの師弟」夕凪さん

訓練ではいい成績なのに、実戦では撃てない。村を滅ぼした魔狼に一矢報いたい気持ちの強さと、同じ心でせめぎあうトラウマと。「ごめんなさい」と謝罪するレナリアの心情を想像すれば、確かに誰にも何も言えるはずもなく、黙って寄り添うほかにないように思います。踏み込みすぎないで一定の距離を保つことが最善であることをジェイクはわかったいたんですね。らぶらぶちゅっちゅも好きですが、こういう「敢えての距離」も良いものです。いわゆるモンスター的な存在が「幻想」っていうネーミングも素敵。

「探偵はイラナイ」夏樹一さん

この文字数でしっかりミステリ+おさしょう、無駄のない構成が光ります。ちなみちゃん&白川さん+嘉島さんでミステリシリーズものとか読みたいです……! 今作のような殺人事件がそうそう起きるのも不吉なので、日常の謎系のほのぼのとか如何でしょうか。もういっそちなみちゃんがお父さんの跡を継ぐしかないです。読書家の少女探偵とかすごくすごく燃えます。

「『殿』という人」風城国子智さん

千古の可愛い一途さと、飄々とした、けれど本当は切れ者で腕も立つ殿が団子を前にああでもないこうでもないとやりあっているのを想像するだけでニヤニヤ。殿の人物造形がすごく好きです。
乱世にあって、支配する者される者、治める者服従する者の構図は力が支配する単純だからこそ惨酷なものですが、殿はその力の使い方、壊すだけではなくて、それを柔軟に受け止めたり受け流したりということをよくわかっている人のように感じました。

「戦場女子」遥飛蓮助さん

四十と五歳児のおじさんの、この場数を踏んだ人特有の余裕よ……! カメラマンってもてそうだし、ブイブイ言わせてきたんだろうなあと思わせるチャラい言動(失礼)とは結びつかない真面目な企画、それを通してしまうプレゼン能力と実行力。するっと人の懐に入り込むスキル、鋭い観察眼も相まって、このおじさんは「掌繋」随一のハイスペックプレイボーイだと思うのですが!(机を叩きながら熱弁)
孤独に頑張る女子高生たちをちぎっては投げ、ちぎっては投げ……と思いきや、情に篤いところもあるなんてずるすぎる!(笑)

「いつか花咲く風の野に」奈木一可さん

これちょうすきなやつです……! 好きすぎて頭悪くなるやつです……!
生贄となるべく定められたフロウは、それでもヴァンのことを「私の神様」と全てを捧げようとする。
祭り上げられた英雄ヴァンは血の涙を流しつつも非人道の極みである手段を享受し、そんな自分自身を嫌悪しつつもフロウなしの出撃は考えられなくなっている。彼女へのどんな行いも報い、償いとならないことを承知しつつ偽善を振りまき、その欺瞞に耐えきれず神を求める。
人類存亡の手段を模索する主任は、非人道の果ての技術を手にし、英雄と生贄を引き合わせる。現時点での誰一人として彼を裁くことはできないと確信を持って、人類が生き延びた後の、平和を知るヒトに断罪を望む。
ヴァンと主任が「今ここにいない超越的な存在」を求めているのに対し、フロウだけがヴァンという生身の存在を求めていて、このずれが皮肉でつらくて切なすぎて好き……!!

「微睡のふたり」sunny_mさん

近いからこそ濃い、蜜のようなモラトリアム。溺れる二人が手に手を取って流されてゆくのは共依存にも似て、危なっかしくて見ていられない、と目を塞ぎながらも行く末が気にもなり。
これから少女が大きくなって、いざ、というときに口を挟んでくる人(京子さんの妹とか)は必ずいて、その時二人はどう立ち向かうのだろう。浅い眠りが醒めた時、それでも二人は幸せを選べるのだろうかと近所のオバチャン視点で心が痛みます……。

「お姫様の言う通り!」領家るるさん

モモちゃんがすごくすごく可愛いです! いえ、最初はおしゃまで、先生を困らせて喜ぶタイプの子なのかなと思っていたんですが、読み進めるとじわじわと可愛く思えてきて、「お父さん」でそう来たか! と。そうですよね、アレほんと嫌ですよね。大人の対応が返ってくるところも、周りのびみょーうな空気も。私も言ったことあります。あの気まずさ、今でもあああーって頭抱えたくなりますもん(笑)
そして「頭隠して尻隠さず」の意味、モモちゃんはわかったかなあ?

「夢縁」高麗楼さん

古典由来とのことで、身も蓋もない言い方をすれば「正直に誠実に生きて孝行すれば幸せが訪れる」ストーリーは安心感があって好きです。いい人が不遇のさなかにあるなら救われてほしいし、報われてほしい。そのお話はきっと自分が生きるにあたってのよすがになると思うので。
生き方が昔ほどに縛られない現代であってもそれは同じで、だからこそ人は物語ることを止めないんじゃないでしょうか。

「はるかの海のニューサマー」紙箱みどさん

みかんちゃんと鷹峰の距離感がたまりません。疑似家族は良いものです!
人魚や呪いといった複雑な事情を匂わせながらも、ざっくりした口調とみかん(食べ物)を食べつつのほのぼのした空気のお陰か、どろどろした重さはありません。後半のキャッキャしたじゃれあいは本当にかわゆい。
そして、人魚で呪いと来れば背景も気になります。本編(?)もまたの機会に読んでみたいです……!

「天賦の剣」奈良月君尋さん

固めの文とスピーディな立ち会いのシーンが魅力的。剣術、剣豪もののバトルシーンって重厚にしたいのに書けば書くほど冗長になるし、すっきりさせようと思えば台本のト書きみたいになるしで難しいのですが、回想の挿入位置も描写と説明の配分もバランスよく、唸りながら読みました。おさしょう要素そっちのけですが(笑)剣で分かり合うとか最高じゃないですか!

「蒼燐花岩の魔装具」飛瀬貴遥さん

しっかり者で頑張り屋のレスティを気遣うカヴィウズの余裕にニヤニヤ、砂糖菓子につられたようで案外そうでもないんじゃないの~? というレスティの可愛さにウハウハ、短い中におさしょうエッセンスがぎっしりつまった一作でした。
冒険者か何かなのでしょうか、己の腕一本で世渡りをしてきたふうに思えるカヴィウズが、腕利きの魔装具職人という噂を頼りに訪ねたその人が、まだ幼いレスティであっても見下さずバカにせず、仕事をきちんと評価しているところもまたたまりません……!

「ヒミとハルさん」おみの維音さん

詩子のかぎっ子ゆえの寂しさや孤独が、氷見とハルさんとの交流で和らいでいるのかなと感じました。詩子がいくつなのかははっきりと記されていませんが、小学校高学年くらいともなると、自分の知らないことを知っていて、それを偉ぶらずに話してくれる人って純粋に尊敬の的ですものね。おっさんと少女のやりとりにほのぼのする一方で、ハルさんがバックヤード(?)で何をしていたのかちょっと気になります。「終わったのか?」「一応は」ってものすごく意味深なんですが……!

「竜おじさんと私と世界樹」ななさん

異種族ゆえの感覚の違い、どうしようもできないし善悪の問題でもないだけに、切ないです。世界樹や竜おじさんとの謂われも満足に教えられぬまま天涯孤独の身になって、季節の変わり目を待ち遠しく思う「わたし」が竜おじさんに子ども扱いされてもそれに甘えることなく「もう子どもじゃない」って言わずにはいられないの、本当に泣けます。次の季節が来れば、おとなになれば、何かが変わるのか。ただ待つだけの日々に変化が訪れることを願ってやみません。

「桜と梅」赤柴紫織子さん

お団子作る飛梅が愛おしいです……。「妖を招く血のせいで家族にも疎まれ、何度も死に瀕しながらも薄桜に出会って、己の存在意義に目覚めて薄桜好みのおやつ作りに邁進する飛梅」というところまで一気に妄想して大変幸せな気分になりました。
飛梅と薄桜の世界が二人きりで完結してしまっているのは何となく悲しい気もするけれど、今の二人にとっての一番の幸せはこの形なんでしょうね。

「解呪屋ジグのささやかな贖罪」凪野基

_(:3∠)_

「白の少女と死にたがりの男」巫夏希さん

自死を選ぶ「俺」の前に現れたハイテンションな死神、要するに「私の目の届くところで勝手に死を扱うな」……うん、プロポーズですね! 白いワンピースだし。
エルーに出会ってからの「俺」が人生を謳歌し、満足して死の床に就いているのは「俺」自身の気持ちのありかたや行動ゆえで、エルーが死神としての力をふるったからではないのであっても、転機と結果だけ考えれば「俺」の充足はエルーに出会ったから、なんですよね。

「雷神の花嫁」蒼山れいさん

まさに雷のごとき苛烈さを覗かせるエルトリードと、その威容に怯むどころか、隙あらば爪を立てて叱咤激励のひとつふたつみっつばかり飛ばしそうな市井の少女アディール、このスリリングなコンビでどきどきします……好きなやつです……。
いくら賢帝の名を轟かせようと、果断の人であろうと、強いばかりの人っていうのはいませんから、陰になり日向になりエルトリードを支えるのであろうアディールもまた傑物なわけで。違う種類の強さを備えたカップルってもうたまりません止まりません。

「こいねがう夜半」作楽シンさん

静かな描写の中に、互いが互いを思いやる気持ちが切々と綴られていて、それがとても上品かつ程よい甘さで、精緻な上生菓子を味わっている心地。
兄の死に伴って降ってきた家督問題、苦い記憶と共に生き別れたままの姪。五年前の繰り返しである夜の畦道、杏衣からの二度目の言葉に、今度こそは逃げ出さずにいられたのは「俺」の成長か杏衣の真摯さかそれとも退路を断たれた状況ゆえか。ともあれ、向き合うことを選んだ二人が静かに慎ましやかに、幸せに暮らす様子が目に浮かびます。

「おっさんと呼んでみろ」斉藤ハゼさん

「ニヤア、という擬音の似合う粘着質の笑み」を浮かべつつ、ドミノ倒しを見つめるようにして読んでいたら何とオセロだった! という、すぱーんと攻守ひっくり返った瞬間の爽快感というかヒャッハー感に小躍り。役者として歩んできた吾妻と、アイドルグループのセンターとして脚光を浴びるまりんと。立つ場所、見せる相手は違っても、作ること装うこと演じることは同じ。その下に素顔の人間がいることも。
時々足をもつれさせながら、ああでもないこうでもないと言いつつ二人三脚でスターダムに駆けあがれー!(吾妻さんの脳内映像はたけのうちゆたかでした……)

「殺し屋の朝、パーティーの夜」宇野寧湖さん

スキンヘッドグラサンアルマーニの殺し屋、むくつけき狙撃手、殺し屋志望のお嬢さん、という図そのものが正義! 甘党でミロ好きのヴィンセント、お父さんの恋人のエリオ、気が強くて快活だけど年相応に多感なところもあるミミ、殺し屋以外の共通項などないように見える凸凹ぷりですが、うまく噛みあってるところがいいなぁ。もちろん、ほのぼのしてるだけじゃないでしょうけど。
どれだけ血が近しくても、心が近くにあっても見えているものはそれぞれ違って、それを受け入れられることが独り立ち、ということなのかな。コミカルで華やかな物語、ほんのり苦みが残るところがまた素敵。

「朔望月花」南風野さきはさん

おっさんと少女が会話するまでの描写だけでどんぶり飯お代わりできそうなほど。濃密で色気があって、でもくどすぎず品があります。二人はおっさんの言うところの「怪物」の片割れであり、番人……というか、封印のような存在なのでしょうか。この辺りを想像するだけでお腹いっぱいですが、人のそれを凌駕する力を持つであろう「怪物」たちに気取られぬよう密やかに逢瀬を重ねる、とかおいしすぎて別腹です。月夜と降り注ぐ花びら、冴え冴えとした光景に一刷きの甘やかさ、それが失われた時の静寂がしんしんと胸に降り積もるよう。

「紅蕾」Nagisaさん

主従、かつ殿と忍び……!! これはよい球です、文句なしのストライクです。ストライクゾーンが広い自覚はありますが、おさしょうの可能性が無限大であることを改めて思い知らされました。
蕾の一途さに支えられ考えを改める主様が可愛いです。もう戦なんかやめて幸せになっちゃえよこのこのー! と肘でつんつんしたくなる感じ。

「蕾の頃」梅川ももさん

中学校の卒業式……かな、由くんが保護者として出席しなかったのは気後れのためか、それとも由くんの側も由夏のことを肉親として、ではない思いで見ているのか。とすると「蕾」が前の「紅蕾」と同じ意味になってキャーけしからんもっとやれ!(セルフ火に給油)高校は女子高な気がする。うわあ純粋培養、現代版紫の上!
自分では近親ものって書かないのですが、良いものですねえ。

「ひとりの足音は凛として」上出芙海さん

手を繋ぐことが愛情なら、繋いだ手を離すこともまた愛情なのだと思うのです。目に見えない紐帯がちゃんとあるってわかっているから、ハクトも那都子も離別を選べるわけで。ふたりで歩いてきたこれまでの時間は、ひとりで生きていくこれからの時間の礎になるべきもの。召し上げられても、那都子はきっとうまくやっていくんじゃないかなぁと思います。

「この世でもっとも美しい愛情」とやさん

元軍籍のおっさんとあやかしの少女。絵になりますね……(うっとり)
人に化け、人に助けられ育てられたとはいえ、あやかしの本能までは変えられぬもの。少女は人をたべたいと欲するあやかしの心と、七瀬への恩義の狭間で苦しんでいたのだろうと思います。そして七瀬を食べること=人としての暮らしを止めることだから、それでも人として七瀬と過ごした日々を忘れるわけではないのだと、唯一の日に晴れ着を着たのかなあなんて想像してしまいました。

「チープエンドから逃避行」佐々野ヒロさん

美しさは罪。国を傾け男たちを破滅させ、人々にハッピーを与え、少女自身を不幸にする。古き価値観、固定観念をぐーパン一つでぶち壊し、我らが赤ずきんは自らが幸せになるための最高のエンドを勝ち取りにゆく。
たじたじのオオカミさんがスレてなくて可愛いです。……と見せかけてあちこちで王子たちをけしかけていたのがオオカミさんだったらさらに良いです……!

「The Girl Is A Tramp」小町紗良さん

時の流れは非情なもの、美青年もダンディズムをほしいままにするマフィア系おっさんになってしまうわけですが、セシリアがダンディズムに開眼してくれて、そうでしょうとも……と菩薩の笑みを浮かべつつ読みました。
可愛らしいお話なのですけど、「浄水器のセールスマン」とか「ティファニーのレプリカランプ」とかディテールまでハイセンスできらきらしていて、本編の「メリー・ハッピーエンド」もぜひとも読みたいです!(時々情報がRTされてくるのを指をくわえて見守る系)

「ヴォルフルが、微笑んでいた。」八重土竜さん

かさかさした手触り、色褪せたようなイメージの物語が、ラスト一文ではっと色づくさまが素敵です。
自分のものをほとんど持たず、メンテナンスに必要な道具と魔法駆動のアイゼンの手だけをひいて列車に飛び乗ったヴォルフルの、アイゼンが自分を見捨てないという確信が、潔くて哀しい。

「空き地の山羊」オカワダアキナさん

この叔父さんは掌繋中随一のダメなおっさんですね……だがそれがいい。彼にはダメ男道を極めてほしいな。とまあ、こんなふうにダメさを愛でられるのも私が外側の人間だからで、琴美も叔父さんも息苦しい、生き苦しい世の中だよなあとも思います。「地球に生まれるんじゃなかった」という冗談めかした一言に込められた気持ちを思うと、その繊細さが愛しくもあり、もう少し気楽に生きなよなんてとてもじゃないけど言えない。
いなくなった山羊は、ふたりにとって希望なのか、それとも数少ない特例なのか。どこへ行っても、どこで生きようとも囲いがなくなることはないだろうけれど、ゲーセンのような安全地帯が見つけられるようになればいいのに、と思います。笑ってみてもいいなと思えることが増えればいいのに、とも。あるいはそれが、大人になるということなのかもしれません。

「荒野にて」いりこさん

待っててね、とおじさんの背を追いかけるかたちで始まったこの「掌繋」がこのお話で終わることの素晴らしさについては、読了した皆さまはすでにご存じのことと思いますが! ハイ来た! 王子様を両親に紹介! 海辺の結婚式! 大きなリボンつきの白いウェディングドレス! おめでとうございます! 追いついた! 追いついたよ!(フラワーシャワー)
全部予定ですが、来るべき未来に必ずや実行されることでしょう。
マイペースで陶酔型のノア、「砂糖ちゃんと入れてね」がめちゃくちゃ可愛いです。いろいろおませなことを言ってても、まだまだお子様。そしてそれに応じるアズノ、ちゃんと呼吸をわかってる感じで、ツッコミもまるで夫婦漫才。結婚式にはぜひ呼んでください。

以上です。
長さはもちろん、世界観も関係性もジャンルもばらばらのおっさん×少女、堪能しました。
書き手の皆さん、イラストのトナミショウさん、そして発起人の飛瀬さん、有難うございました!
おさしょうの可能性は無限大!

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発行:ゼロタビト
判型:文庫版(A6) 354P
頒布価格:800円
サイトゼロタビト
レビュワー:凪野基