任侠男娘道
関東某所のテキ屋系任侠組織、広坂一家若頭の息子文寛(ふみひろ)は、関東進出を狙う岩友組を牽制するため、結婚を命じられる。
婚約者となった滝野会若頭の娘杏純(あすみ)と出かけたある日、文寛は自分を狙う岩友の手下と遭遇し、同時に一家の親分である祖父が襲撃されたとの報を受ける。
無用な騒動を避け祖父のもとへ急ぎたい文寛に、杏純が提案した策とは――
(HappyReadingより転載)
男の子がひょんなことから男の娘に。
男の子、主人公文?はしっかり最後まで男の子であり、男の娘である。
突然の婚約、淡い恋心とともに、家業故のトラブルに巻き込まれ、男の娘に。
物語の中心となる事件は目に見える形での対処もしつつ、それだけでは判らない謎もまたあり。
婚約者杏純は女性ながらに凜とカッコイイ。杏純の『妹』の吉乃は文?をかき乱す。
人間関係と『なぜ』を追いつつ、息つく間もなく物語は展開していく。
少々ご都合や、強引なところも見受けられたが、全てあとで思った事。
文庫、200Pとなっているが、ボリュームを一切気にさせないスピード感があり、
読んでいる最中はもう、乗せられている感満載。
一気に読めた。R15ね…15? 18?(笑)
これは、ハッピーエンド、なのか!?
スカッとしたい方は、是非!