2015年7月16日 / 最終更新日時 : 2015年7月16日 straycat Review まちあかり―庭灯ー 有志の女性数名による文芸サークル「まちあかり」の詩と短編小説のアンソロジー。これまでにも冬をテーマにした『冬灯』、旅をテーマにした『旅灯』などを文学フリマで頒布しており、8回目の文フリ参加となる第二十回文学フリマ東京での […]
2014年12月9日 / 最終更新日時 : 2014年12月8日 straycat Review 暴力随想・暴力小説 僕の「戦争」や「革命」など組織集団による「暴力」への強い興味・拘りは、当店の品揃えにも色濃く反映されております。思えば、僕が生きてきた26年間弱は「暴力」への強い関心を膨らませてゆく過程でもありました。そこで今回、「自分 […]
2014年9月16日 / 最終更新日時 : 2015年9月1日 straycat Review 半島と海峡の狭間で 1970年代初頭、韓国大使館員として中華民国・台北に赴任したキム・ギョンナムは、当地で日米両政府が大陸・中華人民共和国に接近し、台湾の国際的孤立が高まるという緊迫した状況に直面する。国民党一党独裁下の台湾と、軍事政権下の […]
2014年5月20日 / 最終更新日時 : 2014年5月20日 straycat Review 夜来香 中国短編小説集 一より「口琴」(2) 民国期の中国大陸。横暴極める日本人の振る舞いに憎悪の念を抱きつつも、北平(現・北京)で起こる激しい抗日運動の行く末に不安を感じた丁安遠は、その争いから身を遠ざけるようにして漢口へと移り住む。帽子屋の家に間借りした彼は、そ […]