第5回プロット会レポ/小稲荷一照

 楽しかった世界の山ちゃんでの第5回プロット会二次会。
 既に一週間が経ってしまいました。
 さて、今回はプロットの提出公開者として参加いたしました。
 本来的には宿題はさっさと終わらせた方がいいというのとは別に、ちょっとばかりどういうものだったかを思い起こすのに時間を費やして振り返ってみたい、という感じで少し時間をおいてみました。


 反省点は数多あり、参加者各位の求めるプロット像というモノを十分に理解していなかったというのもあり、練が足りなかったというのもあり、一方で示した方向性そのものは理解いただけたらしいと納得満足したりと、どういう意味でも実りある会でした。
 とくに皆様の読解力というか再構成力にはたいそう刺激を受けました。
 色々あるんですが、提出したプロットを見ないと内輪ネタになりそうなので、後述するかどうするか考えます。

 で、桜沢麗奈さんのプロット。
 個人的にはよくわかりません。というか、芸風が全く違うので、ああなるほどなぁ、という驚きもあります。いいのか悪いのかというよりも、そういうものなんだという感じで楽しいでした。
 私が描くと淡々と物事が進んで最期はマリエットが死に別れ、兄と義母が笑い、逆上したノイッシュがグレイを殺し真実を知り兄と義母を弑虐し、エーベルが嘆き、ファナが傷心につけこみくっつき、王がこれも定命と幕を引く感じになるかと。
 さておき。
 全く私の主観で。
 マリエットのオルゴールとノイッシュの穴掘りとがどういう風に繋がるのかというところが私の興味の中心なので、それならそれで二人でラブいちゃする話にすればいいと思うので、マリエットに穴を掘らせてノイッシュがネジを巻く感じにするといいんじゃないかと、思うのですが、粗筋を追うとどうもマリエットのネジを巻いているのはグレイらしく、ノイッシュの穴はなんだかエーベルが掘るっぽいので、なんかちょっとアレでした。
 寝とられてアーッ!
 ママとニイニがパワーアップすると昔の怪獣映画のアレみたいに炎の街に照らされた巨大な敵と怯え抱き合う二人っていう定番コースなので、そういうのもいいかなと思いました。

 戻って、私のプロット。
 考えました。後述します。
 魔法少女。
 討ちして灼かれようとも避けて通れないらしいのです。
 それを踏まえ、常識の世界を護ろうと立ち向かう弁護士水本弘蔵先生を意地の悪い魔法使い斎夜月とたちの悪い宇宙人学習院英麻呂がなぶる話におとしこむことにします。
 基本的には「水本P頑張る!未来ちゃんヒロインになり上がる物語。」って線を頑張ろうと思います。
 最初からこう書けばよかったのですが、当日まで焦点をどこに置くかが定まっていませんでした。翔一郎ベースにするのか、宇宙人と魔法使いのホモホモしい物語にするのか、群像的にバラバラにするのかも含めて。心情は極力書かないことと定めていたのですが、水本Pはハードボイルドな硝子の還暦の心情書くことにします。
 あと、1990年以前の物語であることを色々忘れていたので、曜十郎くん早熟であることが超判明。爛れた少年期を送るのは田舎の神童にはありがちですが、それだけでこゆい話になりそうなので、今回はオミット。見なかったことにするために冥王星設定はなかったことになる模様。ユゴス星人との絡みを捻る前でよかった。
 魔法少女は考えておきます。コーラスのエルメラ王妃みたいな翔一郎妻の話も書かないととか、思っていたのでそこで絡められればいいと思っています。
 とりあえず、書きはじめました。

 第三回プロット会。
 感想文なくなってました。
 たしか、ファイナルチンコファンタジーの話で盛り上がった覚えが。
 あと、四枚じゃ全然足りません。的なことが。