百獣の女王

arasuji
新人類(Neo Human Being)――。それはある国立研究機関によって生み出された生物兵器であり、その被験体となるのは行き場を失った若者たちだった。彼らはヒトの姿をしているが、体内に植えつけられた特殊な細胞を覚醒させることで超人的な力を発揮する。N.H.B(Neo Human Being)の一人である皇穂稀(スメラギ ホマレ)――。体内にライオンのDNAを宿し、鋭い爪と圧倒的なスピードとパワーを持ち合わせる。彼女もまた不本意に生物兵器となってしまった身だった。しかし、研究所に拘束され1年が経とうとしていたとき、彼女に脱出するチャンスが訪れる。果たして穂稀は無事に研究所から抜け出すことができるのか。できたとして、冷たい現代社会でヒトとして生きていくことができるのか。社会の闇と「生」の意味に焦点を当てた、バイオ系バトルアクションSF小説。

(第四回Text-Revolutions Webカタログより1巻あらすじを転載)

 


kansou

格差社会の広がる近未来日本。その裏側では、若者を生物兵器に変える「神醒細胞」の人体実験が行われていた。実験体にされた穂稀は、ライオンの遺伝子を持ち高い攻撃力を持つN.H.B.に進化した。研究所を脱出した穂稀は、仲間の仇を討つために走り出す!
なにせテンポが速い!!激しいアクションシーンの連続で、ハラハラしてる間に第1巻が終わってしまいました。穂稀が可愛いし、警察の鬼島がカッコイイので、これからも2人の活躍に期待!!

data

発行:教授会
判型:1巻 A6(文庫)286P / 2巻 A6(文庫)330P / 3巻 A6(文庫)224P / 4巻 A6(文庫)278P
頒布価格:1巻 700円 / 2巻 800円 / 3巻 600円 / 4巻 700円
サイト教授会
レビュワー:宇野寧湖

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