ハッターラ・キタクネーの偽史話人伝
ニートな学者のハッターラ・キタクネー
オネエ走りのオマティ・ニナッティ
食えない大食漢ニクス・ゲークッター
いそうでいない珍名人の ありそでなさげな偽史話人伝
笑って泣いて開いた口から 出てきたその名にまた人生
働きたくねえおヒマのお供 脳みそライトに掌編集
地味に地味に貯めていったツイッターでのひとり悪ふざけ、「ハッターラ・キタクネー (Huttaler Kitukney 1913- 2001 パキスタンの経済学者)」が、ようやくアレな感じの本になりました。
珍名人一人ひとりに掌編エピソードを書き下ろし。その他珍名人のイメージ肖像画?はもちろん、4コママンガも何故か収録。だいたい15人分の珍名人が、この一冊の中で右往左往しています。
(テキレボWEBカタログより転載)
ニートな学者「ハッターラ・キタクネー」ほか、愛せる珍名人ども九人が織りなす、ラブリークズな不条理掌編集。
死ぬほどくだらない、文章テンポよし、ネタ面白し、やたらハイクオリティな挿絵とものすごい破壊力の脱力四コマつき、掌編だからすぐ終わってくれる(注・褒め言葉です)と、キレキレの一冊でした。
私働くの嫌いだから、このくらい短くて面白い小説じゃないと読めないんです。ものすごいシンパシーを感じて、お気に入りの一冊になりました。もちろん働くのが好きな方も是非。
発行:クロヒス諸房
判型:文庫(A6) 54P
頒布価格:300円
サイト:クロヒス諸房
レビュワー:あみ