2015年8月10日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review 黒南風の八幡 17世紀初頭、大航海時代末期。日本の近海には当時、幕府の鎖国令にも縛られず、世界の海を駆けた「八幡」と呼ばれた海賊たちがいた。 隠れ吉利支丹として人目を忍ぶ生活を続けていた平戸の刀鍛冶・右近。弾圧の末に奉行所に捕縛された […]
2014年11月23日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review ~すごくあたらしい歴史教科書~日本史C(2) 「誰も知らない歴史、教えます――」 学校で手にしてきた教科書には載らないような<誰も知らない>日本史をテーマにした、総勢18名で送る歴史小説のアンソロジー。 (※twitterアカウントの紹介文より転載) ※過去の感想は […]
2014年5月12日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review ~すごくあたらしい歴史教科書~日本史C(1) 誰も知らない歴史教えますー。をキーワードに、18名の著者による歴史・時代小説アンソロジー。弥生時代から昭和初期まで網羅。
2014年4月9日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review さんた・るちやによる十三秒間の福音(2) 舞台は近世初期、キリシタン弾圧の嵐吹き荒れる長崎。 長崎奉行所同心の山中孫四郎は、その剣の腕を見込まれて、 キリシタンたちの斬首を執り行うことになる。 そして孫四郎は刑場に引き出されたキリシタンの女、 「るちや」の最期の […]
2013年11月22日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review 出雲残照 戦乱の大陸を捨てて海に漕ぎ出した張旦は、東海の倭国に辿り着く。そこで彼が出会ったのは聡明な王「イズモタケル」だった。彼の治めるイズモの地で、張旦は平安な暮らしを手に入れるが、しかし、そのイズモにも戦火が迫る。大軍を率いて […]
2013年11月19日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review さんた・るちやによる十三秒間の福音 舞台は近世初期の長崎。吹き荒れるキリシタン弾圧の嵐と、殉教者たちの姿を刑場の役人たちの視線から描く表題作をはじめ、『平家物語』屈指の名場面「重衡被斬」に取材し、南都の夜を描く『或る罪人の死』、チャップリンの名作映画『モダ […]
2013年9月29日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review 総督と画家 孔雀の羽飾りの帽子をかぶった男のヴァニタス 17世紀初頭、東アジア交易によって黄金時代を迎えたオランダの都市デルフト。 裕福な商人の子でありながら、駆け出しの肖像画家として工房に出入りするクラースは、バタヴィア総督ヤン・ファン・アメルスフォールト伯爵に雇われて彼の […]
2013年9月29日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review 黒南風の八幡~隻眼の海賊と宣教師の秘宝~ 17世紀初頭、大航海時代末期。日本の近海には当時、幕府の鎖国令にも縛られず、世界の海を駆けた「八幡」と呼ばれた海賊たちがいた。 隠れ吉利支丹として人目を忍ぶ生活を続けていた平戸の刀鍛冶・右近。弾圧の末に奉行所に捕縛された […]
2013年9月28日 / 最終更新日時 : 2016年2月5日 straycat Review 青墓 嵯峨・清涼寺の僧である光陰は、知人の供養のために美濃国野間庄内海を目指して中山道を旅していた。しかし、老曾の森を越えたところで夜になり、その日の宿に困っていると、そこに不思議な女性が現れる。 その女性は盲目であった。 […]