千刺万紅


記者、文学少女、娼婦、女学生、代行者、郵便屋、研究員……そして、やせっぽちの少女。
これは、「彼女たち」に関わる機械仕掛けの何でも屋シスルの、長すぎる後日談。
砂紅果香(高村暦)女史との共著で送る、SFファンタジーシリーズ『終末の国から』の短編集。
(サイトより転載)

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プラネット・カラーズ 1


大地はいつしか穏やかに冷え、命は全て静かに腐り落ちようとしていた。
幾億の命を抱えて、惑星は死に誘われる。
それは神々の定めた、避けられぬ摂理であったはずだ。

――でもここに、逆らう神がひとりいる。
遠い約束を守るため、愛した大地を守るため。
神々の見捨てた地でその翼をはためかせ、惑星を救おうとする神がいる。

指揮杖は振られ、旗は掲げられ、行進は始まった。
(サークルブログより転載)

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仄青く揺れるものを


泣くこともゆるされぬ性背負いつつ弱音を吐ける恋はいいよな/半身よ 君よ 囁きあうことは偏光板のひかりの洪水/支え合うようなふたりになれなくて共倒れする恍惚を待つ/けふ豚の屠殺を見ました蝿曰わく性の目覚めは常に夏です……BL短歌自選歌集「仄青く揺れるものを」

(文学フリマWebカタログより転載)

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