「熔ける葉脈」
奇妙なシテの女が導く、現代の道成寺。
「giudecca」
軍人の男が、”都市”を支配する女男爵の住まう城(ビル)に招かれる。
そして、都市を脱走した少年は、甲冑の男に命を救われる。
この哲学的2編からなる、本。
ファンタジーや伝奇のジャンルでしょうが、「ダーク」の一文を添えるべきかと。
「熔ける葉脈」
奇妙なシテの女が導く、現代の道成寺。
「giudecca」
軍人の男が、”都市”を支配する女男爵の住まう城(ビル)に招かれる。
そして、都市を脱走した少年は、甲冑の男に命を救われる。
この哲学的2編からなる、本。
ファンタジーや伝奇のジャンルでしょうが、「ダーク」の一文を添えるべきかと。
自他共に認める天才だが、変人の伯爵と呼ばれる男と、彼に忠実に仕えるものの、主人に対しては毒舌なメイドの2人を主人公とした物語。
殺伐とした話の多いPOINT-ZEROには珍しい、コメディタッチの作品です。
(サイトより転載)
「この国の若者は優秀だが、確かに喧嘩の仕方を知らねえ。
だがな、それを代わりにやってやるのが俺たちアタマの仕事だろうが!」
極東震災から一ヶ月。
災害の傷跡深い火迎市では、復興事業を牛耳るNPO法人の予算使い込みが横行し、
町を甦らせようと集まった若者達の意思と力を阻んでいた。
未だ復興の兆し見えぬ町。発電技術研究所を狙う魔の手。
己の無力に打ち拉がれる若者達の前に、あの男が帰ってきた!
最強の解体屋麻羽壮太郎が、巨大チェーンソウとショットガンをその手に、
瓦礫と巨悪をぶった斬る!
これは、この国の下り坂に立ち上がる、
俺たちのヒーローアクション・ストーリーである。(ブログ、本より転載)
ジェフリー=クロウズ・シリーズ第1巻
私立探偵「ジェフリー=クロウズ」が、様々な事件を、時にシリアスに、時にコミカルに解決していく、ハードボイルド風作品です。
シリーズ物の形式を取ってはいますが、一話完結スタイルなので、一冊だけででもお楽しみいただけると思います。
第1話ファントム・ペイン
クロウズが引き受けた依頼、それは「マリア=アークライト」なる女性を捜し出して欲しい、と言うものだった。
マリアを捜し出したクロウズは、彼女が「心」を持つアンドロイドである事を知り、彼女のささやかな願い「海を見たい」をかなえる為、行動を共にする。
だが、マリアを狙う別の男達が現れて………
第2話ランニング・ホイール
クロウズの下に、旧知の友人、リサ=イヴンハートが訪ねて来た。
彼女の依頼とは、テロリスト、ベルナルド=モートンの捜索。
一度はその依頼を突っぱねたクロウズだったが、リサの口からその理由を聞き、引き受ける事にする。
リサがモートンを捜す理由、それは彼女の亡き夫と子供の、復讐だった…。
第3話フリー・ハンド
〈リッパー〉、それは市街を騒がせている、連続殺人犯に付けられたあだ名だった。
アルフレッド=マコーウェル警部に依頼され、〈リッパー〉の捜査をする事となったクロウズ。
やがて、捜査を進めていく内にクロウズは、事件が、そして何より〈リッパー〉が自らに深い関わりを持つ事を知る。
果たして、〈リッパー〉とは?
第4話ヘヴンズ・ラダー
最近、市街にはあるドラッグが流行していた。その名は「ヘヴンズ・ラダー」。
母親がヘヴンズ・ラダーによって昏睡状態になってしまった少女、サラの依頼をクロウズは引き受ける。
パパに会いたい、と言う小さな願いを。
報酬は、コイン1枚、1クレジット。
(サイト煉瓦壁より転載)
樹翁大陸の東の果て、瑠璃の里。
里を治める如月家の、その次男は昼行灯と呼ばれていた。
尽きぬ悪い噂に、里の民は眉を顰める。
だが、その噂は果たして真か?
和風活劇譚。 ※若干の暴力・流血表現を含みます。(サイト「階」より転載)
2022年、ニューヨーク。フリージャーナリストのダイアンは、元夫ギルバートとともに奇妙な失踪事件に携わる。犯人は誰か。なぜ起きたのか。一切が不明のなか、浮かび上がってくるダイアンとギルバート、そして養女・ジャンナの過去。錯綜する事件はやがて大きな転換期を迎え、三人の手から離れはじめていく―
三日月理音がお送りする、ハードボイルドサスペンス。(表紙裏より転載)