敗北を抱きしめて


決して伝統の強豪校ではない、御影台高校野球部。入部して以来投手としてコツコツと淡々と日々を積み上げてきた氷室の前に、超高校級スラッガー・神野が現れた。ピッチャー志望の神野だったが制球に難があり、外野へ配置される。ピッチャーとしてのプライドを胸に練習を重ねる氷室だが、やがて彼と同じく練習を積み上げた神野がピッチャーを志望する。
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掲示板と僕


 現代・SFを行き来する短編集。大学の掲示板で見も知らぬ”彼女”と交わす短文の交感「掲示板と僕」、タイムマシンで彼女が死んだ日に戻った最期の邂逅「愛するあなたと私」、ただ一羽飛び続ける巨大な鳥を見上げる憧憬「大空の鳥と僕」など6編を収録。
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金蚕


世界を呪う男、金蚕。満ちる悪意、哂う悪意。呪術師たちの織り成す絢爛豪華な綾。加速度的に破滅に向かう世界と、世界を呪う金蚕。
物語の一本骨子はあるものの直接語られず、周辺の沢山の欠片を寄せ集めるようにして構築されていく群像劇に呪術系アクションのエンタメ性をぶちこんだ特濃伝奇。
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コミティア101/知識雑学研究所

 ちょっといつもと違う心持ちでこの日を迎えました。というのも私事ながら病気療養中でして、サークル参加するのは約1年ぶりになるからなのです。そのぶん時間だけはたっぷりあったのでディスプレイの準備なぞをゆるゆると・・・まるで遠足前夜のガキンチョの心境でしたね。

 んで当日も準備していたディスプレイなぞを組み立て、セッティングが完成してから挨拶回りへ。3週間前のコミケに照準を合わせたサークルさんが多かったためか、挨拶回りも半分ほど。それでも当方の顔(というか“あの格好”)を憶えていてくださって「どうされたのかと思っていました」と言って下さる方などもおられて、ああ戻ってきたんだなという印象です。

 いつものようにサークル参加をすると自分の時間を作るのが下手でずっとスペースに貼りついていた(ちょっと抜けてトイレには行けました)のですけど、うちの売り子(というか顧問役)が渉外担当も兼ねて外回りをしてくれていたりするので、それはありがたい限り。こちらはというと「ずっとかき続けて来たシリーズモノが完結しました\(^o^)/」というのと「病気でご心配をおかけしました、ひとまずこの場に戻って来られるまでには元気になりました」というご挨拶の気持ちでいっぱいで、シリーズモノ全巻まとめてこの価格、金利・分割手数料はジャ○ネッ○た○たが負担いたします…なんてモノマネを交えつつ、隣のホールのイベントが握手会だったので「握手けんありますよ~」なんて浮かれていたら、当日は夏のティアのわりに人が多かったからなのか反応は上々で、快気祝いのつもりも込めてなのかお求め下さる方も多くて嬉しかったですね。完売が2種出ましたし(もともとの搬入数が少ないというのもありますけど)

 もともとウチの場合は夏のティアは反応が悪くないのです(コミケに出るときは『評論・情報』系が多いというのもあるかもしれませんけど)けど、それを含めても1年ぶりという参加が奏功したのか予想以上の捌け具合。いい感じのテンションでいることが出来ました。

 次回は来年2月のティア103ですかね。それまでに何か・・・かけるといいな。再販もしようかしら?


writer: 石塚ひろし