
かの戦争がなかったら。この国は世界はどうなっていたのだろう――。
想像の赴くまま紡がれた歴史短編集。
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ライン河の城

ライン河沿いに建つホーエンシュヴァンガウ・ノイシュヴァンシュタイン・カッツの三つの城の写真と、それぞれの城にまつわる小説「白鳥城の無垢なる混沌」「黒き湖面の謎掛け」「ローレライと猫」で構成される一冊。
花と魁

江戸・吉原遊郭を舞台に綾なす遊女たち、禿たち、そして男たち。腐った水のような世界をひらひら泳ぐ女たち。苦界と呼ばれる格子の向こうの女たちの世界を切り取る小景。「泳ぐ蝶になれ」(ひより)、「露乱れて、花となれ」(祈)の2本収録。
幻想 ──エリュシオンの終焉

舞台は19世紀末のウイーン。自堕落に暮らすヴィクトールは、ふとしたことでフレデリックと出会う。ヴィクトールの庇護のもと、フレデリックは声楽の才能を開花させ、その歌声がヴィクトールの生活を変えてゆく――
大河と霧と英雄の船

地球が真っ黒なチリに覆われ、すべての生き物が青空と太陽を失った時代。人類は有毒な大気と闇を怖れ、〈ドーム〉に引きこもっていた。
パイロット養成所に通う15歳のタイガの夢は、ドーム間輸送船のパイロット〈トリトランサー〉になること。実技試験を数日後にひかえ、タイガは研修船アルゴ号で特別授業を受けていた。そのコックピットへいきなり不法侵入(?)してきたのは、迷子の子猫と、ずうずうしい青年ミスト。
彼らとの出会いから、タイガはだんだん危ない事件に巻きこまれ……!?
(公式サイトより転載)
あやかしの夢

「おきつね山」 沖恒山のふもとで育った笑子は祖母の歌う童謡『おきつね山のきつねさん』に興味を抱いていた。そんな冬のある日、母に傘を届けるために沖恒山の中に入った笑子は、狐の嫁入り行列に遭遇する。
「あやかしの夢」 村でただ一人の開業医、紋次郎は長い間悪夢に悩まされていた。往診の途中で怪我をした野良猫を助けた翌日、見慣れぬ来客に戸惑う紋次郎だったが、その日の夜、紋次郎の夢に異変が起こる。
(Pixivのおしながきより引用)
猫の手鏡

──その手鏡は、つい一ヶ月前まで閉じ込められていた奴だ。
そんな相談にきた学生とその手鏡にまつわる少し不思議な物語。
(創作文藝見本誌会場HappyReadingより)
猫の細工が施された手鏡に「閉じ込められていた」と言う相談者の青年。「君がきてくれるようになってから大変助かっているのです」と教授は言うが一体何が役に立っているのかわからない。自分に何が起きたのかさえわからない青年に向かって、教授は不意に手鏡を向けてきた──
エクストリーム・ワーキング

ちょっとグロテスクでシュールな掌編集。
世界を股に掛けたアルバイターが経験したとんでもない仕事を語る。
(サークルサイトより)
近づくな魔法少女がうつる

魔法少女に憧れる箱入り文学娘・細谷雪子。自分を「姫」と信じて疑わず、王子様を待ち続ける元子役美少女・桜井芳美。そしてそんな二人を受け持つ、DQNネームの冴えない教師・森野梟。この三人が夜の教室に集った時、突然異世界に飛ばされてしまうのだが、森野は王子、雪子は姫、そして芳美は姫の従者と勘違いされてしまい……
楽園の子供達 chapter siren

「僕達のグループは狂っている。それは僕達皆が知っている事実だろう?」
かつては優秀な生徒達が集まっていた魔法学園α・ミーミル学園。だが今、そこは少し前に起きたとある「事件」によって崩壊し、孤立していた。崩壊後の学園で生き残りをかけて戦う子供達のお話。
どうしても気になっていることを調べる為に危険な区域となっている校舎に忍び込むジェイミー・アンソニー。そこで彼女はとあるものを見つけるが……。
さらにその間、彼女が暮らす寮内では、事件が起きていて……。
(サークルサイトより)