開架中学一年、生徒会所属、有能なる書記のふみちゃんは、時代が違えば歴史上の文化人たちと肩を並べるほどの上級者だっただろう。そんなふみちゃんを律儀に見守る、一年先輩の生徒会所属、平凡なる会計の数井くん。二人をめぐる不思議現象を書き綴った、ゆるふわ妖怪短編集。 妖怪に詳しくない方にもおすすめ! ぜひふみちゃんに癒されてください。
(Amazon商品紹介より転載)
※過去の感想はこちら
後輩書記とセンパイ会計、不浄の美脚に挑む(1)
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開架中学一年、生徒会所属、有能なる書記のふみちゃんは、時代が違えば歴史上の文化人たちと肩を並べるほどの上級者だっただろう。そんなふみちゃんを律儀に見守る、一年先輩の生徒会所属、平凡なる会計の数井くん。二人をめぐる不思議現象を書き綴った、ゆるふわ妖怪短編集。 妖怪に詳しくない方にもおすすめ! ぜひふみちゃんに癒されてください。
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後輩書記とセンパイ会計、不浄の美脚に挑む(1)
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空の彼方からやってきたキラキラと出会った女の子たちのお話です。男でも女でもなく、宇宙人でも幽霊でもないキラキラが、やってきた理由とは…?
(著作者様ブログより転載)
サークル「空想少年はテキストデータの夢を見るか?」主催のアンソロジー。サークル主宰の添嶋譲氏がリスペクトするアマチュア作家たちを迎え、それぞれに「もっとも得意な技」をオファーして編まれた作品集である。まるでお気に入りの曲をカセットテープに編集したり、プレイリストに並べたりするような、そんな心地から、「文芸アンソロジー」ではなく、「文芸コンピレーション」という副題を掲げている。
twitter小説、詩、短編小説など、完成度の高い様々な作品を掲載している。
目次は以下の通り。
寝物語 layback
いめのさと くまっこ
今度の終末は一人です 城島はむ
/いいえ、世界です。 伊藤なむあひ
エソラゴト 七歩(文)・カナ(イラスト)
ワールドエンド・ショッピングモール 添嶋 譲
一人で食べない 伊藤佑弥
summer slope なかば
夜の養殖 雪月
純粋 いでゆのまち
生命のガソリン 相沢ナナコ
白雪とともに、彼は 霜月みつか
ジェフリー=クロウズ・シリーズ第1巻
私立探偵「ジェフリー=クロウズ」が、様々な事件を、時にシリアスに、時にコミカルに解決していく、ハードボイルド風作品です。
シリーズ物の形式を取ってはいますが、一話完結スタイルなので、一冊だけででもお楽しみいただけると思います。
第1話ファントム・ペイン
クロウズが引き受けた依頼、それは「マリア=アークライト」なる女性を捜し出して欲しい、と言うものだった。
マリアを捜し出したクロウズは、彼女が「心」を持つアンドロイドである事を知り、彼女のささやかな願い「海を見たい」をかなえる為、行動を共にする。
だが、マリアを狙う別の男達が現れて………
第2話ランニング・ホイール
クロウズの下に、旧知の友人、リサ=イヴンハートが訪ねて来た。
彼女の依頼とは、テロリスト、ベルナルド=モートンの捜索。
一度はその依頼を突っぱねたクロウズだったが、リサの口からその理由を聞き、引き受ける事にする。
リサがモートンを捜す理由、それは彼女の亡き夫と子供の、復讐だった…。
第3話フリー・ハンド
〈リッパー〉、それは市街を騒がせている、連続殺人犯に付けられたあだ名だった。
アルフレッド=マコーウェル警部に依頼され、〈リッパー〉の捜査をする事となったクロウズ。
やがて、捜査を進めていく内にクロウズは、事件が、そして何より〈リッパー〉が自らに深い関わりを持つ事を知る。
果たして、〈リッパー〉とは?
第4話ヘヴンズ・ラダー
最近、市街にはあるドラッグが流行していた。その名は「ヘヴンズ・ラダー」。
母親がヘヴンズ・ラダーによって昏睡状態になってしまった少女、サラの依頼をクロウズは引き受ける。
パパに会いたい、と言う小さな願いを。
報酬は、コイン1枚、1クレジット。
(サイト煉瓦壁より転載)
樹翁大陸の東の果て、瑠璃の里。
里を治める如月家の、その次男は昼行灯と呼ばれていた。
尽きぬ悪い噂に、里の民は眉を顰める。
だが、その噂は果たして真か?
和風活劇譚。 ※若干の暴力・流血表現を含みます。(サイト「階」より転載)
民国期の中国大陸。横暴極める日本人の振る舞いに憎悪の念を抱きつつも、北平(現・北京)で起こる激しい抗日運動の行く末に不安を感じた丁安遠は、その争いから身を遠ざけるようにして漢口へと移り住む。帽子屋の家に間借りした彼は、そこで毎朝、隣家から口琴(ハーモニカ)の奏でる音色を耳にするようになったが、しかし、その口琴の音色には、いつも曲の途中で演奏が終わってしまうという特徴があった。しかも、その口琴を奏でる者について、漢口の住民は誰もが無視を決め込んでいる。やがて安遠は、周りの住民から遠ざけられている口琴の主と接触する。その主は、上品な雰囲気をたたえた女性だった…。
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夜来香 中国短編小説集一(1)
大阪の何処にでもある……あったはずのごくごく普通の商店街。
うどん屋の繁雄と和希、古本屋の千十世、妹の美也、歩くどじっ娘なずな、文房具屋の北村、商店街組合理事長壱之助。
騒がしく賑やかに冷やかし合い助け合い、日々過ぎていく商店街。
一巻では変質者。最新刊である二巻では万引き。
商店街を悩ませる数々の問題に立ち向かうのもまた、商店街の住人たち。
繁雄と和希の喧嘩が今日も響き渡り、なずなは何もないところで転び、千十世はその腹黒を遺憾なく発揮する。
何処にである、けれど、どこか引きつけられる日常が、ここにはある。
魔女の加護を受ける〈ネクタルの一族〉で生まれ育った双子は、〈大人〉になる前にどちらかが魔女の生贄に捧げられるさだめ。双子の妹・ユイは姉のために生贄になる覚悟を決めていた。しかし、流星群の夜に出会ったふしぎな旅人・ハヤに、ユイの心は揺さぶられ……。
生贄として一族に囚われたハヤの真意とは? 双子は彼を助けることができるのか?
13歳の少女たちが紡ぐ、ひと夏の成長物語。
(サークルサイトより)