作成者アーカイブ: 御拗 小太郎
コミティア100
コミックマーケット81
文学フリマ13
コミティア98
先読

主人公「田西源五郎」は特殊能力者の一人である。能力は< <先読>>。これは他人の特殊能力を比喩的に知覚できる能力である。
彼は紙幣を販売する会社でアルバイトをすると同時に、依頼を受けて特定の人物の能力を< <先読>>する副業を行っている。
しかしアルバイトの身分だというのに、仕事は増え、全社をまきこむ企画を担当し、恋人とは疎遠になっていくのだった。
空蝉

祝言を直前に控え自害した娘。婚約者に捨てられたという理由は、果たして本当なのか?
憑き物信仰の残る村で民俗学の調査を手伝う悠木は、1年前に起こった彼女の死にひそむ謎へ次第に惹かれていくのだが……。
冴映える月

日露戦争の戦場から生きて戻ったものの、日々の生活に困った主人公は、戦場で自身の小隊長だった男の材木会社で働き始める。
彼の仕事は「大谷郷村の山林買収」――
その山林の持ち主との関わりあいを通して、彼が秘めている悲しい事実に、主人公は対面することとなるが――。
匣と匠と匣の部屋-wir-

ひとりとひとりが暮らしても、どうせ、寂しいままでしょうけれど――」
白い方形の石が埋める開かれた部屋
その隙間を補填するように存在するひとりの子ども
冬と秋とを繰り返し
「彼ら」が暮らす丘の家
『匣と匠と匣の部屋-wir-』
この部屋に、冬がまた来る。
※(サイトより著者の許可を得て転用しています)
季刊 枯片吟

「6編の名言集」を掲げる6つの純文学掌編集。