
二編収録。
通学途中に、電車内で猫を見たアヤメさまは、その猫を追いかけるが……?(猫と弁天)
ある年末。姉上のリンドウ姉様より、「今年の宝船にはお前が乗りなさい」と言われ、アヤメさまは初めて宝船に乗ることに(アヤメさま、宝船に乗る)
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ホテル惺明館のお客様

高級ホテル惺明館に不思議なお客が来館する。そのお客の要望に応えていくうちに、惺明館は変わっていく。オーナーとオーナーを取巻く人々の物語。
(創作文芸見本誌会場HappyReadingより引用)
Apology Documents/c

百物語を彷彿とさせる怪談短編集。小雨の降る夜、教室に集まった「僕ら」は、一人ずつ順番に自分の恐怖体験を語り始める。
収録作は「プロローグ」 ( 著:境桂馬)「背高の木」 (著:境桂馬 原案:境の米問屋)「書き取り練習してはいけない漢字」(著:武田山木下)「枯れ葉の音」(著:境桂馬)「地下鉄の向こう側」(著:武田山木下)「カセットの声」(著:武田山木下) 「雨蛙」(著:境の米問屋)「傘宿り」(著:境桂馬 原案:境の米問屋)「怪談八席」(著:境桂馬)の9作品。
眠れない夜のために

「眠れない夜にする、空想妄想ひとり遊び」をテーマにした掌編小説集。但し、内容は詩集に近い。作者本人の撮影による写真も併せて収録。「第一章 さよならをおしえて」「第二章 シークレット・シークレット」「第三章 スターゲイザー」「第四章 あなたの存在」から成る。
夜に舞う、淡き燐光の白い花びら

少年が挑むのは王位継承の儀。それは『彩華』を見つけるというもの。誰ひとり知らない花を探して、少年は水鏡の中へと沈んでいく。そこで少年が見たものは――。
(ブクログのパブーより引用)
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したづみ忍法帖

バカでスケベな高校生、吾木隼人(あき はやと)。
幼なじみの少女、風間蝶子にそそのかされ、夏休みに旅に出るハメに。
東京の日本橋から京都三条大橋まで。
東海道五十三次を歩き通さないと、罰として受験まで勉強地獄が待っているのだ。
しかし歩き通せば蝶子に何でも言うことを聞かせられる!
それを胸に隼人は旅を開始する。
しかし、旅の途中でとある事件に関わってしまったがために、
箱根で女忍者軍団に拉致されてしまう。
秘密を守るために死ぬか、忍者になることを強いられた隼人。
果たして隼人のしたづみ忍者生活が始まったのであった。
※公式サイトより引用
先読

主人公「田西源五郎」は特殊能力者の一人である。能力は< <先読>>。これは他人の特殊能力を比喩的に知覚できる能力である。
彼は紙幣を販売する会社でアルバイトをすると同時に、依頼を受けて特定の人物の能力を< <先読>>する副業を行っている。
しかしアルバイトの身分だというのに、仕事は増え、全社をまきこむ企画を担当し、恋人とは疎遠になっていくのだった。
空蝉

祝言を直前に控え自害した娘。婚約者に捨てられたという理由は、果たして本当なのか?
憑き物信仰の残る村で民俗学の調査を手伝う悠木は、1年前に起こった彼女の死にひそむ謎へ次第に惹かれていくのだが……。
冴映える月

日露戦争の戦場から生きて戻ったものの、日々の生活に困った主人公は、戦場で自身の小隊長だった男の材木会社で働き始める。
彼の仕事は「大谷郷村の山林買収」――
その山林の持ち主との関わりあいを通して、彼が秘めている悲しい事実に、主人公は対面することとなるが――。
匣と匠と匣の部屋-wir-

ひとりとひとりが暮らしても、どうせ、寂しいままでしょうけれど――」
白い方形の石が埋める開かれた部屋
その隙間を補填するように存在するひとりの子ども
冬と秋とを繰り返し
「彼ら」が暮らす丘の家
『匣と匠と匣の部屋-wir-』
この部屋に、冬がまた来る。
※(サイトより著者の許可を得て転用しています)