幻想銀座 vol.1


ファンタジー系ライトノベル合同誌。

『魔女のフヘン的純愛』(羽根川牧人&むらいち)
魔法学院の先生に恋をした私。
叶わぬ想いを揺り動かすのは、ある日見つけたフシギな石板。
ねえ石板? どうすれば先生のこころを手に入れられる?
答えてくれたなら、何だってやってみせます。
そう――愛のためなら、ありとあらゆる行為が許されるのですから。

『二人で空を飛ぶ方法』(吉田岡&露鴨)
大海に浮かぶ浮島都市に住む少年・ハクロウには、空と宙との境界【汽空域】開発のパイロットになるという夢があります。
しかし、夢には壁がつきもの。
前途洋洋なはずのこの少年の眼前に立ちふさがるのは、高所恐怖症という、馬鹿馬鹿しくも致命的な問題なのでした。

(サークルサイト様より転載)
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竜の花嫁


竜の花嫁<アー・ジャ・ランタ・>。
竜に嫁ぎ、竜に喰われ、竜の怒りを鎮める者。

若い娘を竜に嫁がせ続けて数百年。
竜は守り神として山に縛られ、
娘らを喰らうかわりに、麓の村を守り続けていた。

最後に捧げられたのは、
村でもっとも嫌われていた娘。
野火のように激しく、荒々しく、彼女は村を憎んだ。

なぜ、自分が喰われねばならないのか。

問うた娘に竜は応えた。
「いいや私はもう人間は喰わない。
お前は村へ帰って良いのだ」

(裏表紙より転載)

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猫の手、貸します。ねんねこ商會


猫の気持ちが分かるのは、お兄さんも猫だから?

猫神社にある駄菓子屋ねんねこ商會では、困った人に『猫の手』を貸している。
『猫の手』こと昴が受けた依頼は猫探し。
しかし夜の町で昴が目撃したのは巨大な白蛇だった。
町に流れる怪異の噂、まとわりつく白い蝶に、不可思議な神社の関係者たち。
果たして昴は依頼を果たすことができるのか。
(著作者サイトより転載)

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双子の夜と魔女の生贄


 魔女の加護を受ける〈ネクタルの一族〉で生まれ育った双子は、〈大人〉になる前にどちらかが魔女の生贄に捧げられるさだめ。双子の妹・ユイは姉のために生贄になる覚悟を決めていた。しかし、流星群の夜に出会ったふしぎな旅人・ハヤが、ユイの心を変えていく……。双子の一族に囚われたハヤの真意とは?
 13歳の少女たちが紡ぐ、ひと夏の成長物語。
(サークルサイトより転載)

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腐れ街の蛇


ナトトは腐れ街の“蛇”。「館」の女主人に同郷の少年ワルルと共に拾われれ、街に流れ着いた青年。香を商う裏社会の女主人の「館」で用心棒として、“蛇”としてその任務を果たす。裏と表の世界を描いたアジアンファンタジー。シリーズ1作目。

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君は虹を知らない


環境適応型人造人間第四番、外周治安維持部隊隊長。
それらの肩書きが、どれだけ君を正しく表していただろうか。
灰色の空の下、見えない虹を追い求めた永遠の少年……ヒース・ガーランドの喜劇的な生涯にまつわる、六つ+αの断片的「記憶」。
青波零也による、空想未来『終末の国』を舞台にしたSFファンタジィ連作短編集。
(創作文芸見本誌会場Happy Readingより引用)

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ねことしあわせ


「ねこ+しあわせ」をテーマに編集された猫アンソロジー。1冊丸ごと猫、ねこ、ネコ。沢山の猫たちが織りなすしあわせの形。 猫が心に開けた猫型の穴は猫でしか埋まらないのです。
 ──猫好きなあなたにも、猫が苦手なあなたにも「猫ってイイナ」と思える1冊です。

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